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Baobab -場面緘黙・自閉症スペクトラムの子育て-

小学校の支援のこと、スモールステップの日々のこと

場面緘黙 通級クラスでの様子

場面緘黙ASDの息子は今年の10月からお試しで週に1時間、通級クラスに通っています。お試しで行ってみるか?と意向を聞いた時には「やだやだ」と言っていた息子ですが・・・

 

息子は通級クラスで楽しんでいた

びっくりしたのですが、先生の話では、息子は通級クラスで楽しんでおり、

上級生の子ともたくさんコミュニケーションをとっているようでした。

もちろん会話はしませんが、うなずいたり首振ったり、ジェスチャーや筆談を使って

コミュニケーションとってるそうです。

上級生の子たちも(なんらかの特性があるからかないからかはわかりませんが)

息子が声を出さないことをまっったく気にする様子もなく

はたからみると普通に会話して楽しんでるように見えるそうなのです。

 

そして、通級での効果なのか、通常クラスでお友達に自分から近寄ることがでてきて、先生もびっくりしていました。

 

そこで来年度からの希望を聞きたいので、とのことで学校で面談をしてきました。

 

通級の希望

息子にも事前に確認し、夫婦でも意見は一致したので、ひき続き通級を希望しました。

うちの学校では「国語」か「算数」のどちらか、または両方のすべての時間を通級クラスで行うそうです。

なんとなく週1か週2くらいかと思っていたので、低学年では毎日ありますし、

ちょっと多いけど大丈夫かな~と気になりました。

息子の場合は、「国語」のみですがおそらく3年生でも毎日あると思います。

でも、新しく3年生から始まる「社会」や「理科」のフォロー、体育の時困るようならサポートにもきてくれるそうで、進級時のスポーツテストで固まって動けなくなった息子にとっては通常クラスでのサポートは心強いです。

そして何より、一週間のうち1時間は

ソーシャルスキルレーニン

という時間があって

こういう時にどうしたらいいのかという社会的スキルも学べるそうです。

 

通級の準備

来年度から希望ということで、申請の紙を書いて、市の会議にかけてそこで決まるそうです。

決まったら、先生が個別指導計画をつくってくれて、それに基づいて指導が行われるそうです。

そのために、

s-m 社会生活能力検査

という検査用紙を受け取りました。

年齢ごとのできることをチェックしていく形式ですが、 連続して〇が8個付かないと前の年齢のところに、そこも連続8個つかないとその前へ・・

息子は2段階前へ戻りチェックをし、〇が連続してつきました。

 

通級クラスでも懇談会等あるし、

学校公開日などでも授業の見学もできるし、

通級クラスの遠足もあるとかで

なんだかちょっと楽しみです。

 

息子が高学年の子と、身振り手振り筆談交えコミュニケーションとってるとことか

見てみたいです。

 

4月、学年が変わるという大きな環境の変化もあり心配もありますが、

小学校も3年目、

小学校生活における経験値は少しずつ上がっています。

 

少しずつ、

スモールステップで、

できたことをほめて、

自信をつけさせてあげたいです。