場面緘黙→緘動の始まり?ピアノ教室で弾けなくなる
ピアノのクリスマス会という名の発表会ももうすぐで、
今日は発表会前の最終レッスンでした。
最近、レッスン中先生からメールで「泣いているので、早めに迎えに来てもらえますか?」とか、「弾こうとしないのですが・・」と連絡をもらうことがあり、
はやめに迎えにいって様子をみてました。
すると、どちらも私が到着するころにはすらすら弾いていました。
ところが、今日もまた「一度も弾こうとしないので来てもらえますか」とのこと。
急いで行ってみると、
本当に一度も弾かず、先生が横に立つと体をそむけてしまうということなので、
私も横に立って話しかけてみました。
私の場合も同じく、体を横にそむけて話すらできませんでした。
もう次の子も来る時間なので、「1度だけ弾いてみようか」というと
こくんとうなずき、ピアノに手を乗せるので弾くのをまっていると
・・弾かない。
「じゃあ今はいいから、またお家で練習しよう」と帰ろうとすると、
いやだ弾くんだという感じで首を横に振って弾こうとする。
上記を、2~3回繰り返し、
先生が「心では弾いてるのかもね、でも体が動かないのかもね」と。
ー体が動かないー
聞いたことあるフレーズ。
場面緘黙を調べると、
話せなくなる「緘黙」と、体も動けなくなる「緘動」というものがあるらしいのは知っていました。
もしかして、この状態が緘動というものなのか?
もしかして、ピアノ、緘黙を悪化させてしまっているのか?
というか、発表会は3日後。
出るのは辞退した方がいいのかな?
先生には、不安が強い特性があること、
学校で話せなくて病院などにも相談しているということは知らせてあります。
多くのお子さんを見て経験もあり、ご自身も中高生のお子さんが3人いらっしゃるので、
だいたいは理解しているとは思うのですが、
先生のタイプてきにはどちらかというと丁寧で優しくではなく
いろんな意味で気を使わない、おおざっぱというか厳しいときは厳しいというか。。
先生は、
「もしかしたら私のことをブロックしているのかも」とか「本人には厳しくしないようにしてるけど、発表会前だとどうしても厳しくなり、前の子の注意を見ていたからかも」とおっしゃってました。
帰って詳しく息子に話を聞いてみると、
「発表会が不安だった」
「先生のことが怖くはない」「嫌いじゃない」
ということでとりあえずは先生がどうのということではなさそうなのでほっとしました。
でも医師には、できないことを無理にやらせるのは良くないということを言われていたので、
「発表会、どうする?無理なら出なくてもいいよ。」
と、もう辞退するのもありかと思って聞いてみました。
ところが、「発表会は出たい」とのこと。
家に帰ると普通に元気でペラペラなのが、場面緘黙。
この言葉を信じて発表会に出るべきか、
できるだけ不安は取り除いてあげるべきか、
頑張って出ようとしても、いざ壇上で固まってしまいそのまま下がることになったら
余計自信を無くしてしまうのではないか。
3日後の発表会、どうしたらいいのか・・