場面緘黙の授業参観(音読)
1年生のはじめての授業参観のとき、
その時はまだ、ただ大人しいだけだと思っていて場面緘黙と気づく一つのきっかけにもなりました。
授業内容がグループで学校探検した内容を、絵を見せながら発表するものでした。
グループといっても話す時は一人ずつで、
息子は一言も読めず、持っていた絵で顔を隠したりしてました。
周りの子とのあまりの違いに、
他の保護者もいる中で、恥ずかしくて情けなくて、
涙をこらえるのに必死でした。
どっと疲れた授業参観でした。。
そして先日、二年生になって初めての授業参観がありました。
なんとまたグループで前に出て、今度は音読をするものでした。
恐れていた「音読」・・・
1年生のときは、まだ一人ずつ音読したりしてないとのことだったんですが、
2年生になってから音読をやってるのかさえ知りませんでした。
5人グループで、二人ずつよんだり、一人ずつ読むパートがあったりの内容で、
息子の出番を見てみると、息子は一人のパートがなく、
たぶん何人かで読む場所だけが担当だったようです。
友達の後ろに隠れ気味になったり、口をもごもごした程度でしたが、
とりあえず話せない状況が目立ってしまう状況でなくほっとしました。
先生が配慮してくださったのだと思います。
1年のときの先生に、2年生の先生が緘黙に理解のある先生をとお願いしていました。
そして、きちんと引き継ぎもしますという言葉もいただいていたので、
先生に相談して、希望をお願いしてほんとよかったなと思いました。
場面緘黙にとって、音読や発言などの無理強いはよくないそうです。
かといって全くその機会を設けないのでもなく、
発言タイムは切り上げてまた今度にしようなど
無理のないように参加できるのが理想です。