場面緘黙 音楽のテスト
ASDの息子にとっては勉強というか、遊びというか趣味なのですが、
先日音楽の教科書のようなものを書いていました。
学校でピアニカのテストがあるらしく、その曲関連のお絵かきかと思います。
ピアニカは、ピアノを習っているので弾けないはずはないのですが
場面緘黙の息子は学校でピアニカを弾いていません。
先日あったピアニカのテストは、息をださず(当然音も出ず)、
指使いだけでOKにしてくれたそうです。後日先生に聞きました。
おそらく全員で弾くときには息も出して音も出しているかと思います。
前に授業参観で、大勢の子が手を挙げてるときに息子も挙げていましたし、
後ろの方で見ているショーとかで当てられることもないようなときは手を挙げます。
私が小学生のころ、今思えば場面緘黙だったのかなと思う子がいました。
その子は、普段は全く話さなかったのですが、音読の時はちいさくゆーっくりと時間をかけて読んで(読まされて?)いました。
たしか、ピアニカや笛のテストの時も、その子のためにかなり時間を待ったりしました。
顔を赤くして下を向いて動かなくなっていたのを覚えています。
吹いたか吹いてないかは正直覚えていませんが、
昔に比べたら指使いだけでOKにしてくれたのは、理解が進んだから?というのもあるかと思います。
もしかしたら、「理解が進んだ」のではなく、
支援級の先生に相談しながら、担任の先生への理解等もお願いしていたこともあり
音なしテストがスムーズに実現できたのかなとも思います。