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Baobab -場面緘黙・自閉症スペクトラムの子育て-

小学校の支援のこと、スモールステップの日々のこと

いじめ・・・?「バカ」「しゃべってみろよ」

学校から帰ってきた息子。小学4年場面緘黙

いつもと顔の様子が違く

「バカといわれた」「かなしかった」というような事を小さい声で言いました。

 

はっきり聞き取れなかったので「え?」「どうしたの?」

と聞き返しても

「なんでもない・・」と息子。

 

いや小さかったけど確かに「バカと言われた」、「かなしかった」と聞こえた気がするよ。

 

もぞもぞして詳しくは教えてくれず、でも弟が寝た後にもう一度聞いてみると、詳しく教えてくれました。

 

要約すると、

今日学校のトイレでT君に「バカ」や「まだしゃべれないのかよ」「しゃべれよ」というようなことをずっと言われた。

T君は、今日に限らずトイレで会った時や先生が見ていないようなところでそういうことを言う。

とのことでした。

 

T君とは、2年生の時に同じクラスでトラブルになった子です。

当時も先生の見ていない所で「しゃべれよ」とか他にもいろいろ言われて、担任にも相談しました。

そのトラブルもあって、当時の担任の先生には、クラスメイトへの周知のために

絵本「なっちゃんの声」を読んでもらうことにしました。

しかし、いろいろあってそれは実現しませんでした。

 

 ・・・この時の話は詳しくこちらにあります。

 

 

その時担任に介入してもらって、「T君は意地悪で言っているわけではない、T君にもよく伝えた」ということでとっくに終わっているものだと思っていました。

 

まさかあの時から今まで、続いているとはショックでした。。

3、4年とクラスは違ったので頻度はそんなにないかもしれませんが、息子にとってはとてもつらいことだったと思います。

 

 

今回のことを先生に相談することにしましたが、

ここは場面緘黙、不安の強い息子。

「先生に相談してもいいか」ということも含めて息子に事前確認しなければいけません。

 

だって、勝手に先生に相談して、

先生にこのことが伝わってたことを知った時や、

例えば相手側から謝るとかあったときはとても不安になるからです。

 

 

親としては、まずは先生に事実確認をしてもらい、意地悪でそういうことを言っているのがわかったらきちんと指導してもらいたいです。

どんどんエスカレートしてしまう可能性もあり心配です。

 

しかし息子は、

「先生に言わないでほしい、自分が我慢すればいいだけだから」といいます。

 

 

だから、今後どうしたらいいのかまで含めてまるまる全てを先生に相談することにしました。

(息子には、支援級の先生にだけ言ってもいいということを了解を得ました。)

 

 

今回と2年生の時のトラブルで決定的に違うのは、

支援級の先生の全面的な協力を得られるという点です。

 

特別支援学級に正式に在籍しているので、2年生の頃に比べると受けられるサポートが全然違います。

こういった困りごとも、支援の先生に相談すると担任と連携をとって動いてくれますし、特別支援に関してはほとんど素人であろう担任へ、対応の仕方もアドバイスしてくれます。

 

支援の先生とは毎日連絡帳でやりとりしているので、さっそく連絡帳で相談しました。

 

 

続く。