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Baobab -場面緘黙・自閉症スペクトラムの子育て-

小学校の支援のこと、スモールステップの日々のこと

特性のある子の家庭学習  コロナ休校もがんばる自閉症スペクトラム

自閉症スペクトラムの特性がある息子に、初めてのことを教えるのは至難の技です。

 

準備なしに行うと、100%癇癪を起こし

母子ともに消耗が半端ないです。

 

かといって、ある程度事前準備をして丁寧に丁寧に進めていっても、結局は癇癪起こします。

 

いずれにせよ不慣れなことをやるときに一緒にやる相手が、「母」か「母以外」かで反応が全然違うのです。

 

 

 

新型コロナウィルス関係で小学校の休校が長引き、ゴールデンウィーク明けからの宿題はガラリと変わりました。

 

4月までは3年生の復習だったので1人で進められましたが、5月からは新しい勉強をします。

学校で習っていないことを宿題としてやるのです。

 

大量のプリント、ドリルが家庭に丸投げ状態。。。

 

特性のある子の家庭にとっては、支援もうけられず辛い時期です。

 

 

なので、出来るだけ癇癪を起こさないように手順を考えてやってます。

 

 

 

① 全ての宿題を洗い出し一覧表をつくる

 

→全部でどれだけあって、今どれくらい終わって、あとどれくらい残っているかを把握するため

 

② 1人で進められる課題、親と一緒にやる課題に分ける

 

→1人で進められる課題は留守番中に割り振り、難しそうなものは親とじっくりやる

 

③ 作業、修行系は省いちゃう

 

→音読の事です。笑

毎日教科書何ページ分もの音読が課題として出されてますが、はっきり言ってこれは修行です。

これがあると、母子ともに辛いのでうちは思い切って省いてます。しかし、1〜2週間に一度ははっきりと丁寧に気持ちを込めてスペシャルな音読をやることにしてます。

 

 

こんな感じでなんとか乗り切ってますが、はやく支援級のある学校が再開してほしいです。