休校後の学校で「しゃべれるかも」
まるまる3か月の長いコロナ休校。
息子の学校もやっと再開しました。
長い休校の最中、息子と学校再開後のことを話していると、
ふいに「しゃべれるかも」と息子は言いました。
お?これは
「(新しい学年になったら)しゃべれるかも」
なのか、
「(長い休校でみんな久しぶりだししゃべるさりげなくキャラになって)しゃべれるかも」
なのか、
いずれにせよ、このイレギュラーな休み明けには何か変えられるかもとおもったのかもしれません。
ここで「いいじゃん!しゃべっちゃいなよ!」なんて大げさに背中を押したら、わざとらしいし逆効果な気がしました。
かといってスルーもできないし、
「あ、いいね~!この前テレビで見た人も、そういう時にしゃべるようになったんだってー。」と返してみました。
その後は特にその話もせず。
そして、小学校が再開しました。
息子の様子はというと・・・。
朝の登校班では、私が話しかけても首を振ることすらしません。
学校では、いつも通りの新学年の様子で
話さないだけでなくクラスでは緊張をし、スポーツテストなどでは固まって動けないそうです。
はい、これは例年の4月の様子と一緒です。
でも、息子なりに「話したい」という気持ちがあるからこそ、休校中に「話せるかも」とちょっと挑戦してみようかと思ったのかもしれません。
場面緘黙は、話したいけど話せない。
まさにこれなのだと思いました。