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Baobab -場面緘黙・自閉症スペクトラムの子育て-

小学校の支援のこと、スモールステップの日々のこと

場面緘黙。支援級で1年が経とうとしています

現在3年生の息子。

2年生の10月から週に1時間のお試し通級を経て、

3年生から支援級に在籍することになりました。

 

人によって通う教科は選べるけど、息子は国語の時間だけを過ごしています。

3年生は国語は毎日、そのうち1日は2コマあるので

支援級で過ごす時間がだいぶ増えました。

 

 

場面緘黙の支援級

 

1学期に1回くらい、特別支援の「合同学習」という名で

市内の特別支援学校、支援学級クラス在籍児むけの校外学習会がありました。

バスに乗って博物館など遠足に行くといった感じでしょうか。

無理に参加せずに通級クラスで過ごしてもいいですし、

参加すれば、普通級の遠足より多く遠足に行けるといった感じです。

大人目線からすれば、タダでいいとこ行けてラッキーじゃん、と思うことでも

息子は不安・緊張により行くか行かないかでかなり迷いました。。

実際行ってみると、先生のサポートもあり、かなり楽しんできたようです。

 

 

さて、

そんなこんなで支援級生活も1年経ち、息子の様子はというと・・・

 

喋れるか喋れないかでいうと、

支援級でも喋っていません。

 

ただ、通常クラスより身振り手振りなど体を使った方法、

黒板やノートかいての筆談などでまわりとのコミュニケーションが多く見られるようになったそうで。

 

大笑いしたり(声にださずに大笑い)、ジャンプしたり大きな体の動きをして

意思を伝えたりしてるそうです。

 

そこまで意思表示できるならしゃべっちゃえばいいのにって思いますがw

 

 

自閉症スペクトラムの支援級

 

自閉症スペクトラムの面からみると、

支援級に行く前は、作文などが壊滅的でしたが

じっくりやり方を教えてもらったからか、文章がスラスラ書けるようになりました。

 

それと、習字。

小筆の使い方が、ふざけてるのか???という感じで全然できなかったのですが

丁寧に教えてもらったからか書けるようになりました。

親が教えると癇癪を起しちゃうのですが、学校ではどんな感じで教わってるのか気になります。。

 

また、息子は絵の具や習字はぐちゃぐちゃ汚してしまいます。

手先が不器用というか、一つの個所に集中すると他に気が回らないので

気づいたら汚れてしまっているといった感じです。

 

うちの学校では洗って落ちる墨汁は推奨されていませんが、

息子は堂々と洗って落ちる墨汁を使うことができ、ほとんど汚すことがありませんでした。

 

運動会、学校祭、その他さまざまなイベントで

支援級の先生に気にかけてもらってなんとかこなすことができました。

 

 

来年は4年生。

高学年になるにつれまたいろいろと変わってくることがあるだろうけど、

引き続き支援級・普通級でやっていこうと思います。